指が折れるまで! 指が折れるまで!

今日はなんの日?というと、スーパーマリオブラザーズ発売から30周年の記念日なんだそうだ。

任天堂の記念サイト:スーパーマリオブラザーズ30周年
肝心の新作ソフト スーパーマリオメーカーが昔はやった「スーパー正男」にしか見えないのがなんとも。

やりませんでした?こんなの
ステージクリエイターがあったので「一切操作せずクリアできるマップ」とか
作るのが流行っていたと思うんですが。


  

記事をみて思ったんだけど、マリオにそこまで価値を見出す人ってどういう人達なんだろうか。
もちろん自分もマリオは知っているけれどもスマブラでしか操作したことないし、特に思い入れはない。多分これからもマリオが主役のゲームをすることはないと思う。(同じ世代ではスーパーマリオ64とかやってる人はいたけど、そんなに多数だったわけでもないような…。そもそも64が三番手ハードだし)

自分より少し上、今の20代後半~30代中盤くらいの人たち(自分より上世代)になるとスーパーファミコンの次は「プレイステーション・セガサターン両雄激突の時代」とそれに続く「プレイステーション2による天下統一の時代」を経験しているわけだし、そんなに任天堂のゲームで遊んでいないのでは。(携帯機は任天堂の独占か)

(本題からはそれるけど、この時代のゲームのCM、SCE系とセガ系は思い出補正も入ってよく出来てると思う)



ましてや今の小学生に至ってはポケモンよりも妖怪ウォッチだし、マリオ自体を知っているかどうかというレベルだと思う。

任天堂からは「老若男女みんなマリオ愛してくれてるよね!?」的な姿勢を感じるんだけど、一度立ち止まって考えてみて「やっぱりマリオは面白い、最高だ!」という人はいったいどれほどいるだろうか?自分はスーパーマリオよりもスターウォーズ バトルフロントIIのほうが面白いと思う。

今31か32になる研究室のDrの人(ゲームについてあまり知らない)が「スマホでマリオできたらそりゃみんなやるでしょ!」と言ってたけど、「パズドラ マリオエディション」がそれほど受けなかったことから考えると同意しがたい。
マリオを特別視する層っていうのはこういう自分ではゲームしないのに少し語っちゃいたい人たちなんじゃないだろうか、と思う。日経新聞の記者みたいな。

うちにもこれしかコンシューマーソフトはないし人のことはいえない…。


少し状況は異なるけど、ミッキーマウスもみんな名前を知っているけどよく考えたらミッキーマウスがなんなのか知っている人は少ないんじゃないだろうかと思う。
かくいう自分もカートゥーンネットワークっ子だったのでルーニートゥーンズ(バッグス・バニーとか)はすごい見てたけどミッキーが出てくる映画やアニメというと全く観た記憶が無い。

調べてみたところ、ミッキーの映画は1950年代でほぼ制作は止まっている。一応2013年に新作映画をやったらしいんだけれども、これはレトロな白黒映画風の映画を裏で最新技術を使って作る的なコンセプトの作品であって、ミッキーマウス誕生85周年の記念映像的な感じ。
まぁミッキーはいるだけ(+手を振って握手)だけでディズニーランドの売上をあげられるという点を考えればマリオとは違うんだけど。(任天堂はマリオがその域に達したと勘違いしているわけですね。)

※ゲハ的話題を中立的を装って取り上げるのは無理なのではっきりスタンスを言っておくと、任天堂は一番好きじゃない陣営です。コントローラーの質が悪いというのもあるけど、ゲームメーカーなのにDS以降ゲームに対して真摯に向き合っていない感を醸し出してるのが一番の理由。「自分たち面白いことやってます」感というか…。
「任天堂は東大生しかとらない」みたいな都市伝説があるけど、世間的に高学歴とされる人たちを中心に採用しているのは事実らしい。まぁ今の任天堂を見る限り、そういう連中の中でも特に勘違い系ばかりとっているのではないだろうか。