読書会にいってみた

最近、新しい試みとして「読書会」というものに参加してみた。

人に誘われてみて初めて知ったんだけれども、世の中ではポコポコいろんなところでひらかれているようですね。

実は自分はもともと本を読むのは好きか、と聞かれるとうーんとなるような人間である。 これまでは必要にかられてというか何か切迫感があったので頑張って読書してきたのだが、最近はいろいろ自分に言い訳して読書から逃げていた。 そこで、ソーシャルプレッシャーを自分にかけて読書するように仕向けようと考え、こういうのに参加してみようと思った。

実際申し込んでから、期日までにちゃんと読み終わろうとしたり、読み終わってから本の内容を自分なりに整理したり発表資料を作ってみたり、自分を律してインプットをサボらず、しかもアウトプットまですることができた。 締め切り駆動ってこういうことか。

一応ブログに読書ノートを書くことはあったが、ブログの場合どうしても相手に伝えようという意図が起きにくい。 誰がいつ読むのかわからないからどういうレベルで書けばいいのかわからない。 対面じゃないのでわかってなさそうな表情をしていたら一旦先に進むのをやめて掘り下げる、とかもできない。 なので、割と自分勝手な文章になってしまう。

一方、読書会の発表はリアルな聞き手を目の前にする分一方的に読み上げるのではなく聴衆の出方を見ながら先に進むという双方向コミュニケーションをする必要がある。

一方で、他の人の発表を聞く方は残念ながら今のところあんまり得るものがない。。。 もちろん中にはちゃんと読んでるしアウトプットも他人にとって有意義な形にまとめ上げてきている人もいる。 でも、8割くらいは本の内容を雑にまとめた後に小並感を付け加えるだけみたいなレベルだと思う。

でも文化的にはエンジニア界隈のライトニングトークに親しいものがあり、基本的には発表した人に対してはポジティブな反応しかしてはいけない、的なプレッシャーがある。あと、あくまで紹介がメインなのでディスカッションしたりは最小限である。個人的には、むしろそっちに重点をおきたかったりするのだが。

ちなみに、発表資料としてはこんなものをつくってみました。

https://niconare.nicovideo.jp/watch/kn2808niconare.nicovideo.jp