「Work From Homeの感想」から2週間

お題「#おうち時間

前回の記事から3週間ほど、緊急事態宣言下の生活も1ヶ月を超えた。

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このブログの更新が半月以上途絶えていることからもわかるように、なんかなににつけてもやる気が湧きづらい。

WFHのために買ったもの

さすがにバウンドする机で仕事をするのは厳しいので、机とディスプレイを買った。

まぁ10万円もらえるらしいし、これくらいは必要投資か…と思って。WFH関連の出費は総額で3万円くらいだろうか。

ディスプレイはこれで13インチ x2で、オフィスにあった30インチくらいのモニターに比べるとやはり疲れるのだが、家に置くのであればこのサイズが限界であった。 会社PCのMacbook ProにはType Cケーブル一本でディスプレイへの電源供給も映像出力も行うことができた。

しかし、プライベートで使っているPCのLinux MintのMi Notebook Proはだめだった。Mi Notebook ProのType CポートはDisplayPortの信号が流れるタイプのUSB Type-Cポートではないらしい。 (正式名称は the DisplayPort Alternate Mode (“Alt Mode”) on USB Type-C Standard らしい。形が同じなのに規格がいろいろあるっていうのはわかりづらい。。)

ASUS等一流メーカーのポータブルディスプレイはType-Cでしかつなげないものも多いが、このディスプレイはHDMI入力も対応しているのでそちらで繋げばよいのだが。

悲しいことに、解像度こそ2Kと高いが発色は残念。なんというか全体的にくすんだ色。またグレアパネルなのが気になったので反射防止フィルムを貼ったのだが、13.3インチ汎用のフィルムがぴったりだった。

前述のように3万円くらいかかってしまったが、逆に言うとそれだけでまずまずの働く環境は整えることができる。数人しかいない&PCで仕事が終わる会社だったら、数十万のオフィス家賃をはらう意味ってそんなに無いだろうなと思う。 今に限った話ではなく、もう世の中はこっちに行くだろう。

物欲がわかない

こういう必要にかられた系は買ったのだけれども、それ以外にあまり物欲がわかずに出費が大幅に減った。 僕は意外と古い人間というか、基本的にリアルなショップを見て回って物欲を持つタイプなので、出かける機会が減るとほしいものに出会う機会もなくなってしまうなぁと思う。

「本当に必要なものがわかる」なんて肯定的に言っている人も多いけれども、僕はそういう本当に必要ではないもので彩りが生まれるタイプなので、道具から生まれる意欲っていうのも減衰しているのだろうと思う。

街を歩いているのもまぁいろいろな発見があって面白いっちゃあ面白いんだけれども、そこから何かが生まれるっていうのはあまりないように思う。 あるトリガーが起きたときに、「そういえば〇〇」という引き出しとなる材料には使える発見にはなってもトリガーになるほどの発見っていうのはあまりないなと感じる。

トリガーになるのは、やはり今までにない道具を手にした・体系だった理論を学んだとかある程度人の手でまとめあげられたものに触れたときが多いように思う。 それをベースとして体系だっていない経験から、体系を応用する道筋が見つかるというのがブレークスルーになるのだろう。

ぼんやりした日々

この刺激の少なさと、もう一つ生活リズムの乱れも課題だ。 やはり通勤時間がなくなって朝に時間の余裕ができたぶん、起きるのが遅くてもよくなる。だったらもうちょっと夜ふかししても…という感じで、生活サイクルが遅い方にシフトしがち。

というわけで日中もいつも以上にもやがかかっている感じというか、本を読んでいてもすぐ眠くなってしまう。

持っていてよかったなと思うのが自動車で、電車に乗らずに出かけられるのはもちろんだらだらYoutubeを見てずに、運転していることで集中する時間が作れるのがよいように感じる。 これがなかったらますます堕落していただろう。

これからのテーマ

さて、ほぼわかっていたことではあるが無事非常事態宣言は延長された。ことに自分が住む東京は国内でも最も高リスクで解除も遅くなるだろう。 というわけで、この生活体制をニューノーマルとして適応していくことが求められる。

とりあえずは、まずこの生活をしていても壊れないということが求められていたけれども、そろそろこの体制下でもこれまでと同等、もしくはそれ以上のパフォーマンスが出せる方法を模索する時期なんだろうなぁと思う。