DJが多少それっぽくなってきた

ほぼ1年前、DJコントローラー DDJ-200を買ったという話を書いた。

www.k5trismegistus.me

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実はその後、DJをやることよりもDDJ-200の改造をしはじめ、サウンドカードを中に仕込んでスピーカーとヘッドホンそれぞれのジャックをつなぐというようなことを思いついた。 そこで改造をはじめたのだがなかなか完成に時間がかかり、結局DJをほとんどやっていない…という状態になっていた。 しかし、4月くらいからふたたびDJをやりはじめた。(権利の問題でどこにもアップロードできないのが残念)

しばらくは本当にただ適当に楽曲をフェードインアウトしているだけだったのだが、徐々に「聞ける」つなぎ方もできるようになってきた。(とはいえ、事前にしっかり準備した組み合わせだけだが)

これからDJをはじめる人に向けて、個人的にやってよかったことを共有してみようと思う。 とはいえ、未経験が初心者になったくらいのステータスなので、あんまり参考にしすぎないように、というのと機材やソフトウェアの基本的な使い方を覚えるところは省略する。

1. 真似したいMIXを猿真似してみること

たとえば、このRevolution(R3hab & NERVO & Ummet Ozcan)からBAWAH TANAH(Quinitno)のつなぎが個人的にはとても好きなんだが、こういうのをキューの仕込みなどを事前にしっかり行って、Revolutionのどこのキューポイントでループを仕込んで…みたいなのを、カンペを作りながらそれっぽく再現できるようにしてみよう。

youtu.be

2曲を聴き込んで、どこでどういう展開になるから…というのを分析することになるので、Nは少ないが深く曲を知ることになるので、ダンスミュージックってこういう仕組みで出来てるんだなぁ、というのがよくわかる。(8小節ごとに大きく変化する、という文字では知っていた情報が実際そうなってるんだ、と再認識できた。)

ただ、初心者が買うような機材では真似しようがないであろうMIXもあると思うので、完璧に再現するのをめざしても無駄かもしれない。それっぽくできる程度で充分だと思う。 4トラックのコントローラーを使うか事前にミックスを録音しておかないとこれは無理だろう、というものもあるので。

2. いろいろ適当に動かしてみること

ローパスフィルターやらエコーやら、説明書には載っているけれども何につかうかわからない機能がたくさんある。

そういうときはYoutubeで「機能名 + DJ」で調べると、チュートリアル動画がいっぱい出てくるのでそれを見たりして使いどころを学んで、適当に曲を流しながら「ここで使うといいのかな」というタイミングがあればとにかく触ってみて、「こんなふうになるのね」というのを実体験してみる。

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最近見つけた人だけど、この人の動画はオススメ。

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DDJ-200でもここまでできるんだというのは勇気を与えてくれる。

1と2は対になっていると思う。 1は深さ優先だが、2は幅優先というイメージ。

3. 楽しむこと

あとは、別にできなくても誰かに怒られるわけではないし気楽に楽しんでやることが良いと思う。 楽器は、ある程度音が出せるようになるまでそもそも曲として演奏ができない。 好きこそものの上手なれというが、DJのいいところは、最初から曲としては鳴らすことができるので、最初からある程度出来ている感じが味わえるところだと思う。

それを活かして、楽しみながらやるのが結局上達には1番よいのではないだろうか。