GPD XDで健康的なゲームライフ

GPD XDは特殊なハード構成とはいえAndroid端末なので、Androidアプリが動く。※
そういったアプリの中にはアプリ単位で起動時間を制限するペアレンタルロック的アプリがあって、これを使うことで自制心の弱い自分のような人間でもゲームは1日1時間を守ることができる。(こういう系アプリのストアページを見るとロックを掛けられた子供から☆1レビューがつきまくってる)
自分が使っている奴は一定時間ごとに「このアプリはあと○○分で終了します」と通知してくれるので、終わらせる準備もでき安心。 (こういうとき、ステートセーブができるって便利)別にパスコードロックが掛かっているわけでもないので、ロックアプリを止めるのもアンインストールするのも自在なのだが「もうやめろ」と言われると「今日はこれくらいにしておくか」という気になる。
ほかにも画面の色味を変えるアプリで画面を赤くして目に優しくしたりしている。

※Googleから認証受けてないのにGoogle Playがのってるとか、いろいろ問題あるらしいけど。

ゲームは1日1時間、外で遊ぼう元気よく。


  

また、GPD XDの特徴でもあるヒンジ。これが実は結構具合がよい。
DSのヒンジは160°くらいと180°の2箇所にインデックスがあるけれども、XDのヒンジは95°くらい、150°くらい、180°の3箇所にインデックスがある。この95°くらいのインデックスがなかなか絶妙で、メディアプレーヤーとして有効活用できる。バッテリーももつので机の上においといて動画を流すのに使うとPCのディスプレイにプレイヤーを置かなくて済む。
ヒンジとかハード的なインターフェイスがなんで近年の製品から消えているか。強度もとりづらくコストもかかるからだと思う。それをあえて載せてきただけあってかなり安心感のある感触。肩ボタンはオムロン製、スティックはアルプス製というのをアピールしているけど、ヒンジも高品質(だと思う)。
このヒンジはちゃんとスイッチになっていて、たたむとスリープになる。充電するとスリープが解除されるという抜けはあるけど、どうせただ動くだけのヒンジだろうと思ってたのでいい意味で予想を裏切られた。

改善点としては、画面サイズの小ささ。
下の画像を見ると、黒い枠の中に少し色が薄くなっている枠があるけど、この部分が5.2インチのディスプレイ。 この黒い枠がほぼGalaxy Noteるの5.7インチディスプレイと同じ寸法なので5.7インチディスプレイも積めたんじゃないの?と思う。5.2インチも5.7インチも目くそ鼻くそだけど、テレビで遊ぶことを前提にした据え置きのゲームをやるなら少しでも画面は大きい方がいい。
Xiaomi Mi Noteとかで採用されているので5.7インチ液晶ディスプレイは手に入ったはず。(1280x720と今にしては解像度低目ののパネルを使ってるということは、本来はもっと大型のディスプレイを使う予定だったが性能的に問題が出たのかもしれない。5.7インチだと1920x1080のパネルになるだろうし。)


あと筐体は3DS LLにそっくりだけども(3DS LLを見たことがないので伝聞)2画面ハードの形で1画面というだけあって少々十字キーとABXYの間がさびしい。
Dragonbox PyraみたいにQWERTYキーボードをつけてみるとかアイディアは出なかったのだろうか。フルキーボードはコストが嵩みすぎるとして、現実的な範囲だとゲーミングキーボードにあるようなホットキーをつけるくらいならできたのでは?見た目がAtari Jaguarのコントローラーみたいになって縁起が悪いとは思うけど。

もしくはMEDIAS Wみたいにもう一つ画面をつむとか。液晶をもう一個積むと消費電力が増えてしまうので、昔あったSpring Design Alexの逆で液晶のメイン画面に加えて電子ペーパーのサブディスプレイをのせ、そっちにソフトキーボードやソフトホットキーを表示させておくとかできたらおじさん感動しちゃうなぁ。

Dragonbox Pyra

 

ATARI Jaguar

 

Alex